堺市の老人ホーム紹介センター

施設選びのポイント | さかさーち

施設選びのポイント

施設選びのポイント

全国には、有料老人ホームだけでも10,000を超える施設があり、施設をどう選べばいいか混乱するものです。
そんな時のために施設選びのポイントをまとめました。
施設選びのガイドとして、ぜひご参考にしてみてください。

Point1 費用と目的から選ぶ

介護施設・老人ホームには多くの種類があり、サービスや費用、入居条件などが大きく異なります。
そのため、目的と費用にしっかり合う施設を探すことが、第1のポイントです。
施設には10種類あり、民間が運営する施設と公的施設に分けられます。
それぞれの大まかな特徴については、次の表通りです。

施設の種別 要介護度 認知症の受入 医療体制 予算
介護付き有料老人ホーム 民間型 自立〜重度 中〜高
住宅型有料老人ホーム 民間型 自立〜中度 中〜高
健康型有料老人ホーム 民間型 自立 × ×
サービス付高齢者向け住宅 民間型 自立〜中度 低〜中
グループホーム 民間型 要支援2以上 中〜高
特別養護老人ホーム 公的型 要介護2以上
介護老人保健施設 公的型 要介護1以上 低〜中
介護療養型医療施設 公的型 要介護1以上 低〜中
ケアハウス 公的型 自立〜重度 低〜中
養護老人ホーム 公的型 自立〜中度 × 低〜中

Point2 要介護度に合った施設を選ぶ

要介護度に合った施設を選ぶ

施設選びの際、もう一つネックになるのが要介護度です。
自立しているか、あるいはどのくらいの介護が必要なのかにより、入居できる施設は決まります。

公的施設では、施設の種類ごとに介護度の要件がはっきり定められていますが、民間施設は、同じ種類の施設でも、運営会社により受け入れに幅があります。
例えば、同じサービス付き高齢者向け住宅でも、自立していないと入居できない施設もあれば、要介護の方でも入居できる施設もあるということです。

必要なケアを安心して受けられるよう、要介護度に合う施設を選ぶことが大切で、これが施設選び第二のポイントです。

Point3 医療依存度に応じて施設を選ぶ

医療依存度に応じて施設を選ぶ

在宅酸素やカルテル、インスリン対応など、医療サービスが必要な方の場合、医療依存度に応じた施設を選ぶ必要があります。

公的施設はもちろん、最近は民間の施設でも医療サービスを提供する施設は増えてきています。
看護婦が夜間にも常駐するか、またどの程度の医療サービスを行うかなどは施設により異なるため、よく調べることが肝心です。

老人ホーム・介護施設それぞれの違い

各施設どのように違うのか、わかりやすく解説。最適な施設選びのために、まずは施設の特徴を整理しておきましょう。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホーム

施設の特徴

民間の施設。介護職員が常駐しており、深夜に何かあっても安心なのがこの施設。
自立している方から要介護度5の方まで入居でき、食事や清掃などの生活支援や、介護、リハビリテーションなどと、サービスの幅は広いです。

施設を利用するための費用

施設によりかなりの差があります。介護保険の適用は可能で、1割負担。所得によって2割負担になることも。
医療保険の適用はできません。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホーム

施設の特徴

民間の施設。自立している方から要介護2~3くらいまでの方が対象。
介護スタッフが居ないため、介護が必要な場合、訪問介護を利用することになります。

施設を利用するための費用

入居費用はさまざま。月額費用は10~30万円程度の施設が多いです。施設費について介護保険の適用はできませんが、在宅サービスには適用可。医療保険は適用不可です。

健康型有料老人ホーム

健康型有料老人ホーム

施設の特徴

民間の施設。自立されている方が対象。介護サービスはありませんが、家事のサポートなどが受けられ、事務や大浴場など、生活を楽しむための設備が充実していることが特徴です。

施設を利用するための費用

月額費用は20万円~40万円以上。設備が豊富なためやや高めで、入居費用が数千万の施設も。介護保険、医療保険とも適用不可。

サービス付高齢者向け住宅

サービス付高齢者向け住宅

施設の特徴

民間の施設。自立している方から要介護3程度までの方が対象。介護サービスはなく、家事代行や、病院への付き添いなど生活支援が受けられます。認知症軽度の方は入居可。

施設を利用するための費用

施設により差がある。特定施設であれば介護保険適用可。医療保険の適用は不可。

グループホーム

グループホーム

施設の特徴

民間の施設。認知症を持つ65歳以上の方のための施設。要支援2~要介護5の方が対象。
家庭のような環境で、自立した生活を目指すため、家事は分担制です。生活支援やリハビリを行うスタッフが常駐します。

施設を利用するための費用

月額費用は数万円~30万円が相場、入居費用はまちまち。介護保険が適用、医療保険は適用不可です。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム

施設の特徴

公的施設。65歳を超え、要介護3以上の認定を受けていることが入居条件で、認知症の方も可。本格的な介護サービスが提供されるものの、看護師が夜間はいないため、常時医療サービスが必要な方の入居は難しいです。

施設を利用するための費用

月額費用は10万~15万円程度、入居費用は無し。費用が安いために人気で、入居待ちが長くなりがち。介護保険は適用され、医療保険も一部適用される場合があります。

介護老人保健施設

介護老人保健施設

施設の特徴

公的施設。65歳を超え、要介護1以上であることが受け入れ条件。退院してすぐに在宅生活を送れない方が、数ヶ月滞在するための施設。医療サービスやリハビリが受けられます。認知症の方も可。

施設を利用するための費用

月額費用は数万円~15万円程度、入居費用は無し。介護保険は適用され、医療保険は不可。

介護療養型医療施設

介護療養型医療施設

施設の特徴

公的施設。65歳を超え、要介護1以上であることが受け入れ条件。本格的な医療サービスが必要な方のための施設。
国家資格を持つ医師・看護師などが常勤します。認知症の方も可。

施設を利用するための費用

月額費用は数万円~15万円ほど、入居費用は無し。介護保険は適用され、医療保険は不可。

ケアハウス

ケアハウス

施設の特徴

公的施設。60歳以上であることが入居条件。要介護3程度までの方が対象、認知症の方も可。介護サービスが付かない「一般型」と、介護サービスが付く「介護型」とに分かれます。「一般型」の場合、介護が必要であれば、訪問介護を利用することに。

施設を利用するための費用

月額費用は数万~15万円程度、入居費用は数十万。自治体の援助があり費用が安く、人気のために入居待ちが長くなりがち。介護保険は適用され、医療保険も一部適用される場合があります。

養護老人ホーム

養護老人ホーム

施設の特徴

公的施設。65歳を超えていることが入居条件。自立している方を主とします。生活支援サービスが受けられますが、介護サービスはありません。

施設を利用するための費用

月額費用は数万円~10万円、入居費用は無し。生活が苦しい方に対応する施設であり、費用はかなり安い。介護保険、医療保険いずれも適用されません。

まずは、どんなことでもお気軽にお問い合せください

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